top of page
  • ブラックFacebookのアイコン
  • Black Twitter Icon
検索

カルシウム代謝

腸管からのカルシウム吸収はどう調節されているのか調べたら難しすぎる。

わかったことだけ書いていきます。

今回はカルシトリオールのところだけです。


ビタミンDのお話です。

皮膚にある、7-デヒドロコレステロールが紫外線によりプレビタミンD₃、そしてビタミンD₃へと変換される。

当然,腸管からもビタミンD₃は調達される。

次に、肝臓で25番目のところにOH水酸基が引っ付いて水酸化される。

25-ヒドロキシコレカルシフェロール

それから、腎臓で1番目のところにOHが付いて、1,25-ヒドロキシコレカルシフェロール、これがカルシトリオール。

ステロイドホルモンの仲間で、細胞の受容体に引っ付いて遺伝子発現の変化を引き起こす。

カルシトリオールの作用は、

腸管からのカルシウムイオン吸収の促進。

腎臓でのカルシウムイオン再吸収の促進。

骨に作用して成熟破骨細胞の数を増やすことによって骨吸収促進、

骨からカルシウムイオンとリン酸イオンを遊離させる。

骨芽細胞も刺激する(骨形成促進)が、正味の効果は骨からのカルシウムイオン遊離。

それと、表皮中の7-デヒドロコレステロールは年齢に応じた減少があり、これは老齢に伴うカルシウムバランスの低下と関係している。

肝臓と腎臓がカルシウム代謝に大いに関与してることが重要!

 
 
 

最新記事

すべて表示
内頭蓋底の孔

盲孔            上矢状静脈洞に行く導出静脈 鼻裂            前篩骨動静脈および神経 前篩骨孔 篩板の孔          嗅神経線維束 後篩骨孔          後篩骨動静脈および神経 視神経管           視神経...

 
 
 
夜尿

夜尿とは、 5歳以上で1か月に1回以上の頻度で夜間睡眠中の尿失禁を認めるものが3か月以上つづくものをいう。それは、夜間尿量と膀胱の大きさが重要になる。そして膀胱の大きさに比べて尿量が多い「多尿型」、尿量は普通だけれど膀胱が小さい「膀胱型」、その両方の「混合型」の3種類がある...

 
 
 

Comments


bottom of page