top of page
検索
itami-osteopathy

ポリヴェ―ガル理論入門


多重迷走神経理論とは、このポリヴェ―ガル理論の日本語訳だったんですが、この理論の提唱者のポージェスさんの本があったので読んでみました。

この本では、ポージェスさんは、この理論を使って、自閉症児やPTSDの状態・症状の理解をしようとしています。

臨床家との対話形式になっていて、何人も対話相手が変わっているので、何回も同じことを言っている場面があるので、理解しやすいのではないでしょうか。

この理論では、迷走神経を横隔膜を境にして分けるんですけど、横隔膜より上を支配している有髄の腹側迷走神経、下は無髄の背側迷走神経と呼ぶ。

無意識的に感じられる安心・安全があると腹側迷走神経が働いてる状態にあって、防御のために自律神経を使うことなく、健康・成長・回復に使うことができる。

PTSDでは生命的危機に遭ったことが問題になっていて、天災や事故や虐待など様々な原因があると思います。

事故に遭った人なんかは、大体横隔膜がおかしいし、地震の恐怖で横隔膜のシームがおかしくなるというのも聞いたことがあるし、哺乳類になって横隔膜より上で有髄の腹側迷走神経だ発達したのは、すごく意味のあることなんだろう。

横隔膜の治療をしたら自律神経の治療になるんかな、知らんけど。

閲覧数:26回0件のコメント

最新記事

すべて表示

唾液腺

唾液は独特な潤滑剤であり、抗菌性があり、消化作用をも兼ね備えた複雑な液体である。加えて刺激唾液は有力な緩衝材であり、プラーク中のバクテリアが生産する酸によって引き起こされるpHの変化を制御する、という重要な役割を果たしている。唾液腺腺房細胞は唾液にその特性を与える高分子を産...

注目されるリンパ管の機能

眼の毛様体から産生される房水はシュレム管という管から排出されて、眼圧の調節を受けるが、このシュレム管がリンパ管と似た性質を持つことが報告された。シュレム管の機能不全は老化と共に構造的に脆弱になるため、房水の排出機能の低下により眼圧が高くなって、視神経障害(緑内障)が発生し失...

Comentários


bottom of page