top of page
検索

メニエール病

典型的なメニエール病の症状

・回転性めまい

・難聴

・耳鳴り

これらが連動して起こります。1回のめまい発作は、30分から6時間程度続きます。

30から50歳に多く、子供は稀です。めまい発作は不定期に繰り返し、精神的ストレスや過労時が発作の誘因となります。

それから原因ですが、内リンパ水腫があることはわかっていますが、なぜそれが起こるのかは、結論が出ていません。

ですから治療薬は、利尿薬、ステロイド剤、血流改善剤というところです。

今から、10年ほど前になりますが、2009年にアメリカのマサチューセッツ大教授が「メニエール病はヘルペスウイルスが原因」という論文を発表しています。

メニエール病の患者に、抗ヘルペスウイルス剤であるアシクロビルを35名に投与したところ32名の著効を示したということです。

日本でもその論文が出る前から、抗ヘルペスウイルス剤を使っていた先生がいて、

「めまいは治せる」という本の著者である七戸満雄先生です。

日本のめまい学会は完全否定ですね。全く認めていません。なので、抗ヘルペスウイルス剤に保険は効きません。

良性発作性頭位めまいや突発性難聴にも効いたというのもありました。まあこの辺は、病名のつけ方の問題なんでしょう。メニエールと言っても、別に内リンパ浮腫を確認しているわけでもないでしょうし、良性発作性頭位めまいと言っても耳石を確認しているわけでもないでしょうから。

ようするに、ヘルペスウイルスも精神的ストレスや過労時に暴れることが多いので、めまいの患者さんの中には、原因がヘルペスウイルスだということがあるということですね。

めまいの患者さんの治療で、ウイルスの治療が起こるかもしれませんね。

閲覧数:42回0件のコメント

最新記事

すべて表示

霧の中のバーバラ

この本の著者は、「世界の中心で愛を叫ぶ」を書いたベストセラー作家である片山恭一さんである。息子さんが障害をお持ちのようで、いろいろと調べていく中で、バーバラ・アロースミス・ヤングのアロースミス・プログラムに出会ったようである。...

ここまで来た「あの世」の科学

ここまで来た「あの世」の科学ー天外伺朗 前回紹介した「般若心経の科学」とかなりの部分でオーバーラップしている。 ボームの内蔵秩序やユングの集合的無意識の話が出てくるが、それらの原典を読むよりは、かなりかみ砕いて説明しているので、わかりやすくていいと思う。...

般若心経の科学

般若心経の科学ー天外伺朗 この本は、276文字の般若心経の解説書である。 理論物理学者、デビット・ボームの「ホログラフィー宇宙モデル」 心理学者、ユングの「集合的無意識」 「般若心経」 ホログラフィー宇宙モデルでは、目に見える物質的な宇宙を「明在系(explicate...

댓글


bottom of page