検索

帯状疱疹後神経痛

いわゆるよく聞くヘルペスには2つあります。

一つ目は、口唇ヘルペス、性器ヘルペスなどの原因になる単純ヘルペスです。

単純ヘルペスウイルス(HSV)が原因でできる水ぶくれを単純疱疹といい全身のどこにでもできます。

・唇(口唇ヘルペス)・歯茎、口の中(ヘルペス性歯肉口内炎)・耳、頭、顔面・胴体・腕・おしり・性器(性器ヘルペス)・陰部、肛門・足など

もう一つは、帯状疱疹の原因になる水痘帯状疱疹ウイルス(VZV)です。帯状疱疹も全身のどこにでもできます。このVZVの初めての感染が水疱瘡です。その時のVZVが脳神経、脊髄の神経節に残存していて、それが再発して神経を逆行性に下降して皮膚に病変を作るのが帯状疱疹です。

この2つは親戚のようなウイルスなので似たようなところがあります。

・水ぶくれがでる・水ぶくれの場所に痛みかゆみが出る・うつる病気(感染症)である・原因ウイルスは体に一生住みついて治療しても再発する。

HSVでは神経痛が残ることはありませんが、VZVの再活性化では神経痛を残すことがあります。それが帯状疱疹後神経痛です。

それは再活性化の時のHSVとVZVの挙動の違いにあるという考え方があります。

HSVは神経線維の中を下降して神経終末で増殖し、その部分の皮膚に散在性の病変を作るのに対し、VZVは神経線維束に沿って神経束を傷害しながら下降し、その神経束の支配領域で帯状疱疹を発症する。

HSVは神経線維束を傷害しないため患者はむしろ痛みに鈍感になるが、VZVでは神経線維束が損傷するので、それが帯状疱疹に伴う疼痛の1つの原因であると考えられます。

20回の閲覧

最新記事

すべて表示

Still Point 静止の点

廻る世界の静止の点に。 肉体があるでもなく、ないでもなく、 出発点も方向もなく、その静止の点――そこにこそ舞踏がある、 だが、抑止も運動もない。それは固定とは言えない、そこで 過去と未来が一つに収斂するのだ。出発点もない方向もない運動、 上昇でも下降でもない。その一点が、その静止の点がもしなければ 舞踏など存在しないだろう。だが、現実には舞踏こそ唯一の存在。 そこにわたしたちはいたとは言える

自然現象と心の構造

この本には、ユングとパウリ、二人の文章が1本づつ入っています。 ユングの「Synchronicity共時性」が読みたくて探しているとこんなとこに入ってました。 ちなみに、このSynchronicityはバイオダイナミクスの推薦書です。しかも。訳者はあの有名な河合隼雄です。 しかしこの本は簡単な本ではありませんので、わかりやすく説明しているwebページを見つけましたので、まずはこちらから読んでみても

  • ブラックFacebookのアイコン
  • Black Twitter Icon