top of page
検索
itami-osteopathy

無邪気な子供

仏教徒の修行も同じことである。その最高の段階に到達すれば、仏陀のことも、法(ダルマ)のことも、自己欺瞞からも、偽善からも、自由になる。しかるときは、不動智は、結局、無智であり――両者は二ならず、一である、ということができる。ここには、ある点を選択する際に、人に躊躇させるところの、分別智というものがなく、したがって、無念無想という心境の熟達にとって有害な、「止まる」ということが、どこにも存しないからである。無智の人は、智力をいまだ目ざまさぬから、素朴のままにある。賢い人は智力のかぎりを尽くしているから、もはや、それに頼らない。両者は睦まじい隣り同志である。「生ま知り」の人にかぎって、頭を分別でいっぱいにする。

(禅と日本文化  鈴木大拙より)

なんだか残しておきたいなと思ったので、ここに参照させていただきました。

無邪気な子供のように治療がやりたいなと思う、今日この頃です。

閲覧数:12回0件のコメント

最新記事

すべて表示

注目されるリンパ管の機能

眼の毛様体から産生される房水はシュレム管という管から排出されて、眼圧の調節を受けるが、このシュレム管がリンパ管と似た性質を持つことが報告された。シュレム管の機能不全は老化と共に構造的に脆弱になるため、房水の排出機能の低下により眼圧が高くなって、視神経障害(緑内障)が発生し失...

自律神経から見たパーキンソン病

パーキンソン病とは、「振戦」と呼ばれるふるえ、筋肉が硬くなってこわばる「筋固縮」、動作が緩慢になり俊敏な動きができなくなる「寡動・無動」、体のバランスがとれずに転倒しやすくなる「姿勢反射障害」の四大症状が現れる病気です。 どのようにそのような症状が現れるのか?...

Bình luận


bottom of page