top of page
検索
itami-osteopathy

現象学入門


今年初めて読んだ本の紹介です。メルロポンティについて知りたくて、本人が書いた本などは難しくてわからないと思い、何かわかりやすい本はないかと探していると、この本に行き当たりました。


現象学という学問を始めたのは、ドイツの哲学者フッサールで、その後を継いだのが「存在論」のハイデガーです。


メルロポンティはフッサールの講演を聞き現象学に傾倒し、意識と身体の関係に注目し身体論を展開しました。


人間の知覚は体を介さずには成立しないという、今では当たり前のように思われていることを、哲学的な形で表現しました。


例えば、原初的な知覚である感覚としての視覚は、身体の一部である目を通して成立し、触覚は身体の一部である皮膚を通して成立する・・・。


実はこの本には、メルロポンティのことは、ほとんど書かれていません。難しい概念を解りやすく書かれています。でもあまり理解できていませんが・・・。


次は、メルロポンティの「知覚の現象学」に挑戦するか、解説書を探すか。誰かいい本あったら教えて!

閲覧数:37回0件のコメント

最新記事

すべて表示

唾液腺

唾液は独特な潤滑剤であり、抗菌性があり、消化作用をも兼ね備えた複雑な液体である。加えて刺激唾液は有力な緩衝材であり、プラーク中のバクテリアが生産する酸によって引き起こされるpHの変化を制御する、という重要な役割を果たしている。唾液腺腺房細胞は唾液にその特性を与える高分子を産...

注目されるリンパ管の機能

眼の毛様体から産生される房水はシュレム管という管から排出されて、眼圧の調節を受けるが、このシュレム管がリンパ管と似た性質を持つことが報告された。シュレム管の機能不全は老化と共に構造的に脆弱になるため、房水の排出機能の低下により眼圧が高くなって、視神経障害(緑内障)が発生し失...

Comentarios


bottom of page