この本の著者は、「世界の中心で愛を叫ぶ」を書いたベストセラー作家である片山恭一さんである。息子さんが障害をお持ちのようで、いろいろと調べていく中で、バーバラ・アロースミス・ヤングのアロースミス・プログラムに出会ったようである。
バーバラ・アロースミス・ヤングの書いた「彼女の脳を変えた女」という本があるようだが、残念なことに日本語に翻訳されていない。様々な言語に翻訳されているのに日本語はなぜないのだろう。この本の翻訳を出版してくれた方がよかったのに・・・。
この治療法は脳の可塑性を使うため、訓練という刺激を脳に何度も何度も入れ、脳の壊れた領域?発達できていない領域?が機能するようにしていくというものである。
私の施術では、刺激を入れるということはしないので、なぜ、その領域が壊れてしまったのか?発達できなかったのか?に興味がある。発達の動きが正常に働かなかった何かがあったのだろう。
発達の動きが正常に動き出すと、人工的に刺激を入れなくても、必要な刺激は、通常の生活の中で、必要な分だけはいるようになるのだろうか?
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