原題ー死とその過程についてのー紹介です。
著者エリザベス・キュプラ―・ロスは精神科の医者で、精神病患者の体罰を廃止し、「治療の希望なし」とされていた分裂病患者の95%退院させ、社会復帰させたことで有名らしい。
この辺の話は本書では、まったく触れてはいません。面白そうなのに。
原題通り、この本では死の過程について書いています。そのほとんどが患者とのインタビュー形式で書かれているので、難しくはありません。
キュプラ―・ロスは、死への過程は、五段階に分かれていると言っています。2つの過程が重複したりはしますが、およそこの5つの過程を経るということです。
第一段階ー否認と孤立
第二段階ー怒り
第三段階ー取り引き
第四段階ー抑鬱
第五段階ー受容
誰もが死は避けて通れないものです、近親者であったり、自分であったり、なので一度読んでみる価値のあるものだと思います。
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