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脊髄硬膜

発生学的に言うと、胎生6~7週頃に脊髄と脊柱管(椎体・椎弓)との間に認める原始髄膜は頚椎レベルから尾側に向かって、軟膜・くも膜の原基になる層(endomeninx)と硬膜の原基になる層(ectomeninx)とに分かれる。

(広義の)脊髄硬膜は胎生7~9週の間に頚椎レベルから尾側に向かって、最初に外側部分から、次に腹側、背側の順に形成される。

その過程で外側部分では(狭義の)硬膜と脊柱管壁との間にprimary epidural spaceを認めるようになる。

※狭義の硬膜とは、固有硬膜のことを指し、椎体硬膜も含めると広義となります。

脊髄では硬膜と骨膜の間にスペースがありますが、頭蓋では硬膜と骨膜はタイトに密着しており、骨膜も含めて硬膜と呼ばれることがありますので注意!


primary epidural space は脊柱管の外側から前外側にかけて左右に認められ、内部は疎な間葉組織や硬膜外静脈叢の原基や脊髄神経節を含んでいる。

また、腹側でも(狭義の)硬膜と椎体背側との間に間隙を認めるようになり、ここにも硬膜外静脈叢の原基を認める。

胎生9~10週にかけて脊髄が発達して、脊柱管の大部分を占めるようになるためprimary epidural space のサイズは、一旦減少するが、その後は椎体や椎弓の一次骨化の進行に伴って血管系が発達し、また胎児の動きが活発になることなどから胎生13週までには、(狭義の)硬膜と脊柱管の骨膜とが結合組織によって全周性に離れて、硬膜外腔が形成される。


どの時期に形成されるのかは、わからなかったが、後縦靭帯は浅層と深層の2層になっていて、なぜ2層かというと、由来が違うのです。

浅層は固有硬膜由来で、深層は椎体骨膜です。

ということは、潜在的に後縦靭帯の中にも硬膜と骨膜のスペースがあるのでは?

後縦靭帯の骨化や肥厚では、どうなっているのか?

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