まずはスティルの話から始めます。女性の瞼にできた良性の腫瘍の治療の話が本に出てくるんですが、頚椎を治療した後、その瞼にできた腫瘍に血液を供給している血管をつぶすようにするんですけど、やり方はワセリンを塗った指の爪でその動脈を横切って滑らせるというだけなんです。
腫瘍に行く血管をつぶすという考え方がすごいですよね。
今では悪性腫瘍は自分が大きくなるために血管新生するので、血管新生させないための物質を入れたりする研究がされているけど、100年以上前に、そこに気づくとは!
血管新生と言えば、ここで本題の五十肩。
五十肩だけでなく、椎間板ヘルニアでも、膝痛でも、慢性の痛みでは、モヤモヤ血管ができてるらしい。
異常な血管新生で、新生血管は細く無秩序に増殖していて、血流が遮断されると死滅する特性があるらしい。一番圧痛の強いところを15秒圧迫すると新生血管を死滅させることができるらしい。「痛みを治したいならモヤモヤ血管を押しなさい」より引用。
やってみる価値ありかも。
根本的問題は血管新生がうまく行ってないところにあるのかな?
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