top of page
検索

潰瘍性大腸炎

この頃顔色の良くなかった安部さん、潰瘍性大腸炎の再燃のようですね。

潰瘍性大腸炎とは炎症性腸疾患の一種で、クローン病も炎症性腸疾患です。両者とも特定疾患に指定されています。

潰瘍性大腸炎の特徴

・粘膜と粘膜下層が侵される → クローン病では全層

・大腸、特に直腸の疾患 → クローン病は全消化管の疾患

・若い人(30歳以下の成人)に多い → クローン病も若い人

・原因不明 → クローン病も原因不明

・血便(血性下痢)が出やすい → クローン病では血便が出にくい

・癌化のおそれがある →クローン病では癌化しない


オステオパシー総覧によると、

オステオパシーの立場から見て興味深いのは、炎症性腸疾患の関節症である。潰瘍性大腸炎もクローン病も体性表現のひとつに大関節の移動性炎症所見がみられる。関節症の現れる部位は、膝や肘のこともあるし、手首や肩のこともある。中軸骨格の強直性脊椎炎が、特に腰背部に多く見られる。仙腸関節炎も、クローン病ではまれな病変ではなく、場合によっては炎症性腸疾患の最初に現れることもあり、最も目につく症状のひとつである。


治療薬には免疫抑制剤が使われ、関節に炎症を起こすということは、やはり免疫系の異常か?

神経・免疫・内分泌の調和。

閲覧数:38回0件のコメント

最新記事

すべて表示

霧の中のバーバラ

この本の著者は、「世界の中心で愛を叫ぶ」を書いたベストセラー作家である片山恭一さんである。息子さんが障害をお持ちのようで、いろいろと調べていく中で、バーバラ・アロースミス・ヤングのアロースミス・プログラムに出会ったようである。 バーバラ・アロースミス・ヤングの書いた「彼女の脳を変えた女」という本があるようだが、残念なことに日本語に翻訳されていない。様々な言語に翻訳されているのに日本語はなぜないのだ

ここまで来た「あの世」の科学

ここまで来た「あの世」の科学ー天外伺朗 前回紹介した「般若心経の科学」とかなりの部分でオーバーラップしている。 ボームの内蔵秩序やユングの集合的無意識の話が出てくるが、それらの原典を読むよりは、かなりかみ砕いて説明しているので、わかりやすくていいと思う。 「この世」のすべての生物、物質、精神、想念などが、たたみ込まれた、目に見えないもうひとつの宇宙の秩序 時間も空間も存在しない世界 全人類を結ぶ「

般若心経の科学

般若心経の科学ー天外伺朗 この本は、276文字の般若心経の解説書である。 理論物理学者、デビット・ボームの「ホログラフィー宇宙モデル」 心理学者、ユングの「集合的無意識」 「般若心経」 ホログラフィー宇宙モデルでは、目に見える物質的な宇宙を「明在系(explicate order)」、もう一つの目に見えない宇宙を「暗在系(implicate order)」と呼び、暗在系には明在系の全ての物質、精神

bottom of page