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​日々精進

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注目されるリンパ管の機能

眼の毛様体から産生される房水はシュレム管という管から排出されて、眼圧の調節を受けるが、このシュレム管がリンパ管と似た性質を持つことが報告された。シュレム管の機能不全は老化と共に構造的に脆弱になるため、房水の排出機能の低下により眼圧が高くなって、視神経障害(緑内障)が発生し失...

自律神経から見たパーキンソン病

パーキンソン病とは、「振戦」と呼ばれるふるえ、筋肉が硬くなってこわばる「筋固縮」、動作が緩慢になり俊敏な動きができなくなる「寡動・無動」、体のバランスがとれずに転倒しやすくなる「姿勢反射障害」の四大症状が現れる病気です。 どのようにそのような症状が現れるのか?...

側頭葉の機能異常

優位半球の問題 内側あるいは外側にあらわれる攻撃性 凶悪あるいは暴力的な思考 軽蔑に敏感・軽度の妄想症 言葉が見つからない 聴覚処理ができない 読解困難 情緒不安定 劣位半球の問題 顔の表情の認識困難 音声イントネーションの解読困難 社会的能力の低下 一方か両側の問題...

深部大脳辺縁系の機能

感情の調子を定める 外界の出来事を内面のフィルターにかける(感情の色づけ) 内面的に重要な出来事に印をつける 感情に満ちた記憶を保存する 動機づけを調節する 食欲と睡眠のサイクルをコントロールする 人との結びつきを促進する 嗅覚を直接処理する 性欲を調節する...

帯状回の機能異常

心配性 過去の傷を根に持つ 思考にとらわれる(強迫観念) 行動にとらわれる(強迫症) 反抗的態度 理屈っぽい 協調性がない=無意識的に「いや」という傾向がある 中毒性の症状(アルコール中毒、麻薬乱用) 慢性痛 認知的柔軟性がない 強迫性障害(OCD) OCDスペクトラム障害...

霧の中のバーバラ

この本の著者は、「世界の中心で愛を叫ぶ」を書いたベストセラー作家である片山恭一さんである。息子さんが障害をお持ちのようで、いろいろと調べていく中で、バーバラ・アロースミス・ヤングのアロースミス・プログラムに出会ったようである。...

ここまで来た「あの世」の科学

ここまで来た「あの世」の科学ー天外伺朗 前回紹介した「般若心経の科学」とかなりの部分でオーバーラップしている。 ボームの内蔵秩序やユングの集合的無意識の話が出てくるが、それらの原典を読むよりは、かなりかみ砕いて説明しているので、わかりやすくていいと思う。...

般若心経の科学

般若心経の科学ー天外伺朗 この本は、276文字の般若心経の解説書である。 理論物理学者、デビット・ボームの「ホログラフィー宇宙モデル」 心理学者、ユングの「集合的無意識」 「般若心経」 ホログラフィー宇宙モデルでは、目に見える物質的な宇宙を「明在系(explicate...

人はなぜ治るのか

「癒す心治る力」、「ナチュラル・メディスン」とアンドリュー・ワイルの本は読んでいるが、なぜかこの本は持っていなかった。もしかしたら、読んだのかもしない(少なくとも本棚には並んでいない)。今回この本をいただいたので読んでみた。...

身体を冷やすと風邪をひく

そして実際、湯冷めや寒冷にさらされることで、風邪を引いたという人もいるでしょう。 そこで疑問なのが、寒いだけでは風邪をひくはずがないということである。実際、南極観測隊では風邪ひくことがあまりないということである。ウイルスがいないからであり、隊員の交代とかがない限り、ウイルス...

デザインの自然学

The Power of Limits デザインの自然学 自然7・芸術・建築におけるプロポーション ジョージ・ドーチ著 自然の生物は普遍的なパターンで構成されていて、この普遍的なパターン創造過程を筆者は造語をしてディナージー(dinergy)と呼んでいる。...

パーキンソン病ーBraak仮説

パーキンソン病とは、αシヌクレインというタンパク質の蓄積により黒質線条体系に異常が起こり、伝達物質であるドーパミンが不足してしまう病気です。 症状としては振戦、無動、固縮、姿勢反射障害などの運動症状、便秘、起立性低血圧などの自律神経症状、レム期睡眠行動異常、うつ、アパシーな...

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