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自律神経から見たパーキンソン病Ⅱ

自律神経は目的に応じた神経伝達物質を全身の細胞に届けることで内臓諸器官の働きを調節し、交感神経が働くときにはアドレナリンがその役割を果たす。


ドーパミンもアドレナリンと同様、交感神経系の働きに関わる神経伝達物質の一つである。交感神経が緊張状態にあると分泌される物質にはアドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンの三種類があり、これらはまとめてカテコールアミンと呼ばれている。


アドレナリンが分泌されると心臓の鼓動が高まり、血管は収縮して血圧が上がり、体は元気な活動モードになる。ドーパミンも交感神経を刺激し、緊張させる物質なので、分泌が促されると体は元気になる。もちろん、こうして体の中で自然に分泌されるドーパミンには問題はない。


ところが、L-ドーパを飲むと一瞬にして体内のドーパミンの量が上昇し、交感神経が緊張することになる。L-ドーパによるドーパミンの上昇は、脳だけでなく体全体に影響が及ぶ。その結果、もともと交感神経緊張状態にあって、脳の血流が低下しているパーキンソン病の患者さんは、いっそう激しい交感神経緊張状態に陥ることになる。つまり、L-ドーパによって無理やり緊張を強いられた交感神経がさらなる脳血流の低下を促し、神経細胞のアポトーシスを促進するため、結果的に病状も悪化することになる。


こうして自律神経に注目すれば、「パーキンソン病と診断された患者さんが治療をすると急に悪化していく」という謎の答えも容易に導き出すことができる。

「パーキンソン病を治す本」より


オステオパシー施術者が利用しやすい面白い説ですね。

 
 
 

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