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唾液腺

唾液は独特な潤滑剤であり、抗菌性があり、消化作用をも兼ね備えた複雑な液体である。加えて刺激唾液は有力な緩衝材であり、プラーク中のバクテリアが生産する酸によって引き起こされるpHの変化を制御する、という重要な役割を果たしている。唾液腺腺房細胞は唾液にその特性を与える高分子を産生し、腺房細胞と導管細胞は唾液高分子を口腔内に運ぶための低張性の唾液を生産するために共同して働いている。このように、電解質液と高分子の分泌は別の過程によって起こる。両者は自律神経系の支配下にあり、口腔内に食物が存在すると刺激される。副交感神経が放出するアセチルコリンは水の分泌を刺激し、交感神経が放出するノルアドレナリンはタンパクの分泌を刺激する。


味覚に対する求心路は顔面神経と舌咽神経を経由して延髄の孤束核に向かう。また嗅覚や視覚などは、より高位な中枢から入力してくる。舌下線や顎下腺への副交感神経の遠心路は、顎下神経節を経由する顔面神経に支配されており、耳下腺は耳神経節を経由する舌咽神経により支配されている。また、交感神経の節後線維の経路は交感神経鎖の頚神経節からきている。


ポリペプチドとタンパクは、腺房細胞によって合成され、分泌される。タンパクの分泌特性は、大唾液腺によって異なる。舌下線の唾液は粘液性細胞によってつくられるが、グルコプロテインに富んでおり、濃厚で粘性が高い。耳下腺の漿液性細胞は、おもに唾液アミラーゼと高プロリンポリペプチドを分泌し、耳下腺唾液は薄く、水っぽい。顎下腺は粘液性細胞と漿液性細胞の混合で、中間的な唾液を分泌する。



 
 
 

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