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先天性股関節脱臼

先天性股関節脱臼は、今では脱臼は生まれた後に発症するという議論から発育性股関節形成不全と呼ばれるらしい。

臼蓋形成不全が先にあって股関節脱臼を起こすのか?股関節脱臼が起きて臼蓋形成不全が起こるのか?よくわからないが、たぶん両方あるのだろう。

脱臼が発生する原因には、元々持っている内因性因子と出生後に加わった外因性因子があり、この2つの要素が合わさって脱臼がが起こることになる。

内因性因子とは、遺伝的な問題ということです。骨盤や大腿骨の形とか関節の緩さなどで、最近の先天性股関節脱臼の赤ちゃんは、家系に先天性股関節脱臼や変形性膝関節症の家族がいることが多いようです。

外因性因子とは、出生後の股関節の肢位が脱臼を誘発する大きな因子と言われています。

赤ちゃんの脚の肢位は、前から見てM字で自由になるのが良く、股関節が伸展するような形は良くない、日本では1970年以前は脱臼多発国と言われ完全脱臼の発生率1%程度、100人に1人の脱臼が生じていました。その当時日本では、三角おむつや巻きおむつが使われており、これらのおむつにより股関節が伸展を強要されることになり、脱臼が多発したのではないかと言われています。股おむつが一般化されてからは脱臼発生率が減少し、1000人に2~3人ぐらいになっているようです。それとスリング(乳児を包み込むようなタイプの抱っこ紐)は足を閉じたまま固定するので、あまり長く使うと臼蓋形成不全になりやすいのではないかということです。

他にも、骨盤位出生、冬季の出生に発生数が多く、左の股関節の方が多く、女性の方が5倍から9倍多いようです。

子供のころ先天性股関節脱臼だったという人は、30代・40代で変形性股関節症の症状が出てくる人も多いので、できるだけ早く股関節をより良い状態にするべきだと思われます。




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