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鎮痛薬

itami-osteopathy

今や薬局で簡単に買える鎮痛薬(いわゆるNSAIDs)について考えてみました。

どの薬も大体、やりたいことは同じで、プロスタグランジンの産生抑制。

アラキドン酸からプロスタグランジンに変わるのにシクロオキシゲナーゼ(COX)1と2のどちらかが必要なんですけど、鎮痛薬はCOX1を阻害します(COX2を阻害するものもあります)。

標準生理学(医学書院)によると、プロスタグランジンの効果は多種多様にわたっています。とあります。

例えば、女性の生理周期、分娩、心血管系、炎症反応、発痛、において重要な役割を果たしている。また発癌やアポトーシス、血管新生に関与している。

だから、炎症反応や発痛を抑えられるんでしょうが、他にもいろいろ仕事しているのに抑え込んじゃっていいのでしょうか?

体の調和が乱れてしまうのでは?

ニュースの解説で、サウジアラビアとイランが今、仲が悪いんだけど、イラクがが元気だったころは、うまく行っていた。

アメリカがイラクを叩いちゃったので、和が崩れてしまって、うまく行かなくなった。

昔は悪いながらも調和を取っていた。世界平和のためにアメリカは介入したっていうんでしょうけど。

その話を聞いてたら、鎮痛剤の話を思い出してしまいました。

 
 
 

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