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バセドウ病

甲状腺機能亢進症の80%がこのバセドウ病というぐらい多い疾患です。

甲状腺はホルモンを分泌しています。T4とT3です。この状態はタンパク質が結合した状態で活性がありません。タンパク質が外れた活性型の状態(細胞に作用する)はFT4とFT3で,

FT4はヨードが一つ取られてFT3になって細胞に働きかけます。

FT3は何をするか?

全ての細胞の働くスピード(代謝速度)を早めます。

甲状腺機能亢進症は甲状腺ホルモンが過剰になるわけですから。症状は多岐にわたります。

症状は体重減少、心拍出量と心拍数の増加、暑がりと下痢、情緒不安定、振戦、甲状腺腫、それと半数ぐらいの人に出る眼球突出。

バセドウ病ではなぜ甲状腺ホルモンが過剰に分泌されるか?

バセドウ病ではなぜか、TSH受容体に免疫細胞がその受容体にくっつく抗体を作るので、甲状腺ホルモンが過剰に放出されます。

TSH受容体とは下垂体前葉から出るTSH(甲状腺刺激ホルモン)の受容体です。またTSHは下垂体からのTRH(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)により放出されます。

TRH→TSH→T3、T4→TRH→TSH・・・・・

このようなフィードバックループを作っています。

バセドウ病ではT3、T4高値、TSH低値という状態になります。

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