日々精進
時計遺伝子
全身のほぼすべての細胞で、概日時計が刻まれている。 各細胞の中で、clock,Bmal1,Per,Cryなどの遺伝子が作るたんぱく質の量が周期的に増減しているらしいのですが、その周期が概ね24時間なのです。 その仕組みは、説明すると時間がかかる、いや、難しいので説明できませ...
メニエール病
典型的なメニエール病の症状 ・回転性めまい ・難聴 ・耳鳴り これらが連動して起こります。1回のめまい発作は、30分から6時間程度続きます。 30から50歳に多く、子供は稀です。めまい発作は不定期に繰り返し、精神的ストレスや過労時が発作の誘因となります。...
腰部脊柱管狭窄
腰部脊柱管狭窄とは、腰椎部において、主として加齢に伴う退行性変化による椎間板や黄色靭帯、椎間関節といった神経組織周囲の変性やそれに伴う肥厚により、神経根や馬尾が慢性的な機械的圧迫を受けている状態である。 症状は、腰痛(狭窄症では腰椎の椎間板、椎間関節などの変性を伴っている)...
頭痛
頭痛を訴える患者の80%以上が慢性頭痛で、その代表的なものが片頭痛と筋緊張性頭痛です。 片頭痛は血管性頭痛です。外頸動脈の分枝が腫れ上がって痛くなる。それには交感神経が関与します。後頭動脈、浅頭動脈、上眼窩動脈を圧迫すれば止まります。...
インフルエンザ
インフルエンザのことをインターネットで検索してみると、最近ではインフルエンザに罹っても病院に行かないという選択もありだとしている医師も結構いるので驚いた。 まあ、病院に行かないとインフルエンザかどうかわからないけど・・・。...
風邪
今年は寒さが例年よりましで、1月なのに3月上旬の気候と天気予報で言ってましたけど、みなさんは風邪をひいていないでしょうか? みなさんは、風の原因は何かご存じでしょうか?そうです、ウイルスですよね。 インフルエンザも当然ウイルスです。ウイルスの種類が違うだけです。...
多重迷走神経理論3
腹側迷走神経は脳幹において神経核が隣接する脳神経(顔面、頭部、頚部の横紋筋を支配する)と連動するようになり、それが腹側迷走神経複合体を形成する。 哺乳類では、社会的関わりによる防衛、つまり他個体との協力や援助を受けることによる防衛が加わり、そこでは他個体との距離は近くなりま...
多重迷走神経理論2
Porgesは進化上で爬虫類までと哺乳類以降では、防衛反応において大きく違うことを指摘した。 爬虫類までの防衛反応は2つに大別されて、1つは「闘争逃走反応」で、もう1つは「不動」です。 「闘争逃走反応」は、動くことによる防衛で、交感神経系が担当する。...
多重迷走神経理論
アメリカの神経科学者Stephen Porgesによる新たな自律神経の関係性の理論があるのでここに紹介します。 その理論はポリヴェ―ガル理論(多重迷走神経理論)と呼ばれるもので、精神療法の分野で注目を集めているようです。...
交感神経による免疫の制御
一昔前に流行った安保徹の免疫学をご存じだろうか? 顆粒球(95%が好中球)にアドレナリン受容体があり、交感神経支配。 リンパ球にはアセチルコリン受容体があり、副交感神経支配でしたね。 大阪大学の研究論文を読んでいてびっくりしたんですが、「リンパ球にはβ2アドレナリン受容体が...
脂質異常症
コレステロールというとよく、悪玉善玉という言葉を耳にします。コレステロール自体には悪玉も善玉もありません。 LDL(low-density lipoprotein)低密度リポタンパク HDL(high-density lipoprotein)高密度リポタンパク...
手の震え
老人性振戦、随意運動で増強し、上肢、頭、下顎、口唇、舌に著明です。老人にはパーキンソン病も多いのでこれとの鑑別が大事です。 パーキンソン病では、静止時振戦で、上肢を水平位に保持させると減弱ないし消失したり、随意運動で一時的に抑制される。よく知られている丸薬丸め様運動もありま...
睡眠障害2
光刺激460nm付近の光の波長(青色光) ↓ メラノプシン発現神経節細胞(網膜) ↓ 視交叉上核ー(GABA?抑制ニューロンが介在) ↓ 視床下部室傍核 ↓ (グルタメート) 上部胸髄の中間質外側核 ↓ (アセチルコリン) 上頚部交感神経節 ↓ (ノルアドレナリン)...
睡眠障害
概日リズムというのがあります。1日は24時間ですが、概日なので人では、実際は24時間を超えた周期を持っています。このリズムを刻むのに重要なのが視交叉上核というところです。 朝日を浴びることで体の時計を合わせます。朝日を浴びることで視交叉上核に信号が行くのです。...
橋本病
昨日は甲状腺の機能亢進のバセドー病でしたが、今日は甲状腺の機能低下で、その80%が橋本病の終末像として起こる病態だとされています。 実は橋本病も自己免疫疾患で、免疫系が関与しています。 バセドウ病では免疫細胞であるB細胞がTSH(甲状腺刺激ホルモン)受容体に、くっつく抗体を...
バセドウ病
甲状腺機能亢進症の80%がこのバセドウ病というぐらい多い疾患です。 甲状腺はホルモンを分泌しています。T4とT3です。この状態はタンパク質が結合した状態で活性がありません。タンパク質が外れた活性型の状態(細胞に作用する)はFT4とFT3で,...



