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2022年5月27日読了時間: 1分
ここまで来た「あの世」の科学
ここまで来た「あの世」の科学ー天外伺朗 前回紹介した「般若心経の科学」とかなりの部分でオーバーラップしている。 ボームの内蔵秩序やユングの集合的無意識の話が出てくるが、それらの原典を読むよりは、かなりかみ砕いて説明しているので、わかりやすくていいと思う。...
ここまで来た「あの世」の科学ー天外伺朗 前回紹介した「般若心経の科学」とかなりの部分でオーバーラップしている。 ボームの内蔵秩序やユングの集合的無意識の話が出てくるが、それらの原典を読むよりは、かなりかみ砕いて説明しているので、わかりやすくていいと思う。...
般若心経の科学ー天外伺朗 この本は、276文字の般若心経の解説書である。 理論物理学者、デビット・ボームの「ホログラフィー宇宙モデル」 心理学者、ユングの「集合的無意識」 「般若心経」 ホログラフィー宇宙モデルでは、目に見える物質的な宇宙を「明在系(explicate order)」、もう一つの目に見えない宇宙を「暗在系(implicate order)」と呼び、暗在系には明在系の全ての物質、精神、時間、空間などが全体としてたたみ込まれており、分離不可能である。「たたみ込み」の特徴とは「部分が全体で、全体が部分」という構造である。 人間の「無意識」は、個人に所属するものではなく、全人類に共通であり、つながっている(集合的無意識の仮説)。 「無意識」は、われわれが進むべき道を教えてくれる。 「無意識」は、未来を知っている。つまり時間を超越した全知全能の存在。 「無意識」は、宗教が「神」あるいは「仏」と呼ぶ存在に限りなく近い概念。 人間の魂は、「無意識」と対話することにより、聖なる方向へ変容する。 人間の表面的な「意識」と、その奥に存在する「無意識」
「癒す心治る力」、「ナチュラル・メディスン」とアンドリュー・ワイルの本は読んでいるが、なぜかこの本は持っていなかった。もしかしたら、読んだのかもしない(少なくとも本棚には並んでいない)。今回この本をいただいたので読んでみた。 アロパシー医学(現代医学)と代替医学について書かれていてオステオパシーもちょっとだけ出てくる。 「第4章―健康とは全体である」は興味深い。健康(haelth)の語源的意味は「全体」である。この言葉は"whole"(すべての)、"hole"(健全な)、"holy"(神聖な)などと同じアングロ・サクソン語に由来している。やはり,健全は全体性なのである。 それから、第19章プラシーボ反応には考えさせられた。アロパシー医学であれ、代替医学でさえ、自らの治療の正当性を訴えるために、プラシーボ反応は避けるべきものであり、プラシーボ反応で良くなっているわけではないと主張する。 だが、治癒というものはプラシーボ反応なしでは考えられないであろう。心が体に及ぼす影響であり、術者の心が患者の心を通して患者の体に影響するのか、それとも術者の心が患者
そして実際、湯冷めや寒冷にさらされることで、風邪を引いたという人もいるでしょう。 そこで疑問なのが、寒いだけでは風邪をひくはずがないということである。実際、南極観測隊では風邪ひくことがあまりないということである。ウイルスがいないからであり、隊員の交代とかがない限り、ウイルスが持ち込まれない。 ということは、冬などの風邪が流行っている時期には、ライノ、コロナなどの風邪のウイルスは多くの人が感染(無症状)しているのいではないか?これを本当に意味で感染というのかわからないが。現在のコロナ渦では無症候感染と言っているので、感染なのでしょう。 体温が下がることで、ウイルスが活動しやすくなり、免疫が落ちることで体がウイルスに対して劣勢になってしまう。これによって症状のある風邪という状態になってしまうのではないかと思う。 今までのコロナウイルスでも無症候感染はたくさんあったのではないか?PCRを使ったこのようなことを扱った研究はないのだろうか? ワクチンを使って抗体を増やすことを考えるより、適切にウイルスに対処できる体を作りましょう。
The Power of Limits デザインの自然学 自然7・芸術・建築におけるプロポーション ジョージ・ドーチ著 自然の生物は普遍的なパターンで構成されていて、この普遍的なパターン創造過程を筆者は造語をしてディナージー(dinergy)と呼んでいる。 自然の生物とは植物、動物(恐竜から我々人間に至るまで)含まれる。そして、我々人間が作り出したもの、古代遺跡、五重塔、飛行機までもが、そのパターンで構成されている。 そのパターンの一つが、いわゆる黄金律であり、人が美しいと感じるプロポーションである。人間は自然であるので、自然と同じ普遍的パターンに従って構成されているのは、当然のことだと思うが、人間が作り出した人工物が、このパターンに従っているというのは面白い。 当然、人工物すべてではなく、機能的で美しいものだけであろう。このパターンに従っているものを、美しいと感じる人間の脳もこのパターンに従って構成されていると考えると面白くなる。 訳者あとがきにも書いてあるが、一種の絵本として楽しむ本である(小難しいことが書いてあるが、絵がふんだんにあるので)
パーキンソン病とは、αシヌクレインというタンパク質の蓄積により黒質線条体系に異常が起こり、伝達物質であるドーパミンが不足してしまう病気です。 症状としては振戦、無動、固縮、姿勢反射障害などの運動症状、便秘、起立性低血圧などの自律神経症状、レム期睡眠行動異常、うつ、アパシーなどの精神症状、睡眠障害、幻視、錯視、遂行機能障害などの認知症状といった多彩な症状があります。 異常なαシヌクレインはどこで作られるのか?当然、脳内で作られると考えられていました。しかし、このBraak仮説では腸管で作られたものが腸管自律神経より迷走神経を介して迷走神経背内側核、青斑核、黒質へと上行していくという説です。 もう一系統あって、嗅球から扁桃体、辺縁系より脳内に広がる系もあります。 単なる説だけではなく、証拠も挙がってきているようです。 慢性の便秘の人は、そうでない人より4倍パーキンソン病に罹りやすいらしく、腸内細菌叢が関係しているのではないかと研究されているようです。脳腸相関ですね。 腸の壁の炎症、外部からのバリアーとしての腸の働きと栄養吸収としての腸の働き調和、腸の
廻る世界の静止の点に。 肉体があるでもなく、ないでもなく、 出発点も方向もなく、その静止の点――そこにこそ舞踏がある、 だが、抑止も運動もない。それは固定とは言えない、そこで 過去と未来が一つに収斂するのだ。出発点もない方向もない運動、 上昇でも下降でもない。その一点が、その静止の点がもしなければ 舞踏など存在しないだろう。だが、現実には舞踏こそ唯一の存在。 そこにわたしたちはいたとは言えるけれど、どこかは言えない、 どれくらいの間なのかも言えない、それを時間の中に置くことになるから。 現実的欲望からの内的な自由、 行為と苦悩からの解放、しかも、まわりは 感覚の恩寵に、静止かつ動く光輝に、囲まれている。 運動のない〈止揚〉、消去のない 集中、新しい世界と古い世界が 二つながら明瞭にされ、 その半恍惚の完成と 半恐怖の解消の中で、了解される。 それでも、変わりゆく肉体の脆弱さの糸で織られた 過去と未来の連鎖が、 肉体の耐え得ぬ天国と地獄から 人類を守ってくれるのだ。 過去の時間と未来の時間は ごくわずかの意識しか許さない。 意識するとは時間の中にい
この本には、ユングとパウリ、二人の文章が1本づつ入っています。 ユングの「Synchronicity共時性」が読みたくて探しているとこんなとこに入ってました。 ちなみに、このSynchronicityはバイオダイナミクスの推薦書です。しかも。訳者はあの有名な河合隼雄です。 しかしこの本は簡単な本ではありませんので、わかりやすく説明しているwebページを見つけましたので、まずはこちらから読んでみてもいいと思います。 書評 「共時性:非因果的連関の原理」 C. G. ユング http://www.mus-nh.city.osaka.jp/iso/argo/nl12/nl12-17-27.pdf 因果律cause and effectー世界は原因と結果の継起として成り立っているとみる。 共時性synchronicityー世界は意味のある事象の同時発生によって構成されている。 ユングは、世界の諸現象は因果律のみのよって捉えられるのではなく、それでは説明できない、あるいはそれ以外の原理(共時性)によっても説明できる世界が開けている。それを認めることによっ
ワクチンについて大変興味深い文章を見つけましたので紹介します。 https://jikei-tropmed2.wixsite.com/covid-19/what-s-corona 東京慈恵会医科大学ウイルス学講座 近藤一博教授 Q: ワクチンの項にあります「注射による中和抗体IgGの産生が感染防止には役立たないことは、インフルエンザのワクチンで良く知られている事実です。」はどういうことでしょうか? 「重症化を防ぐ」ことは理解できるのですが、同様な機序で感染防止ができるのではないかと考えていましたが違うのでしょうか? A: 現行のインフルエンザワクチンは、死滅させたウイルスのタンパク質を皮下注射するものです。これによって産生される抗ウイルス抗体は、IgGクラスの中和抗体です。中和抗体は、ウイルスが細胞に侵入するのを防ぐ作用があります。しかし、IgGクラスの抗体は粘膜表面に分泌されないので、インフルエンザが最初に感染する気道の粘膜で働くことが出来ません。このため、インフルエンザウイルスは、やすやすと気道の細胞に感染し、細胞から細胞へと感染を広げ
この頃顔色の良くなかった安部さん、潰瘍性大腸炎の再燃のようですね。 潰瘍性大腸炎とは炎症性腸疾患の一種で、クローン病も炎症性腸疾患です。両者とも特定疾患に指定されています。 潰瘍性大腸炎の特徴 ・粘膜と粘膜下層が侵される → クローン病では全層 ・大腸、特に直腸の疾患 → クローン病は全消化管の疾患 ・若い人(30歳以下の成人)に多い → クローン病も若い人 ・原因不明 → クローン病も原因不明 ・血便(血性下痢)が出やすい → クローン病では血便が出にくい ・癌化のおそれがある →クローン病では癌化しない オステオパシー総覧によると、 オステオパシーの立場から見て興味深いのは、炎症性腸疾患の関節症である。潰瘍性大腸炎もクローン病も体性表現のひとつに大関節の移動性炎症所見がみられる。関節症の現れる部位は、膝や肘のこともあるし、手首や肩のこともある。中軸骨格の強直性脊椎炎が、特に腰背部に多く見られる。仙腸関節炎も、クローン病ではまれな病変ではなく、場合によっては炎症性腸疾患の最初に現れることもあり、最も目につく症状のひとつである。...